オークスで逆転を狙えるのはどの馬か
公開日:2024年4月8日 14:00 更新日:2024年4月8日 14:00
桜花賞が終わると次の戦いの舞台は東京二千四百メートルのオークスとなる。打倒ステレンボッシュを目指すライバルはどういう面々になるのか。
筆頭はレガレイラ。昨年のホープフルSでは牡馬相手に強烈な差し切り勝ち。今年のクラシック戦線でも好走している牡馬を問題にしなかった。今春は桜花賞をパスして皐月賞へ。その後についてはまだアナウンスされておらず、中4週と桜花賞組よりもきついローテーションにはなるが、オークスへ出走となれば大注目の一頭となってくるだろう。
桜花賞組ではどうか。
②着アスコリピチェーノはダイワメジャー産駒で、③着ライトバックは気性面で距離に不安も。それなら巻き返しが期待されるのはまずクイーンズウォークだろう。
手綱を取った川田は勝てば桜花賞3連覇の大記録だったが、結果は⑧着。常々、桜花賞よりもオークス向きという声が陣営からもあっただけに、クイーンC勝ちの東京で大幅前進が期待される。
またチューリップ賞勝ち馬スウィープフィートは④着とはいえ、最後は強烈な伸び脚。鞍上の武豊も「このメンバーでもやれて、オークスが楽しみ」と先を見据えていた。
別路線からは“残念桜花賞”の忘れな草賞を勝ったタガノエルピーダ。昨年は阪神JFを除外になり、翌週の朝日杯FSへ出走して③着。今年はチューリップ賞で桜切符へ届かずの④着と思い通りの路線に使えなかったが、今回は2馬身半差の快勝。ようやくポテンシャルの違いを見せて賞金を加算。大舞台へ立てることになった。
さらにフローラS、スイートピーSから新星が現れるかも。リバティアイランド1強だった昨年とは様相が違うオークスになるのは間違いない。