【桜花賞】クイーンズウォーク魅力たっぷり
公開日:2024年4月2日 14:00 更新日:2024年4月3日 13:28
強力コンビが今年も
クイーンズウォークに注目。
中内田厩舎、川田はともに毎年、リーディングの上位争いを演じている。やはりと言おうか、このコンビは凄い。
中内田厩舎のこれまでのJRA399勝中、半分に迫る179勝を川田で挙げている。全成績は〈179・88・68・260〉で勝率・301、連対率・449、③着内率・563。ちなみに全体のそれは・174、・296、・398だから、信頼性はグンと跳ね上がる。
重賞は29勝で、昨年はリバティアイランドの牝馬3冠を含む6勝と量産した。今年は3回の出走でクイーンズウォークのクイーンC①着、プログノーシスの金鯱賞①着、ソンシのファルコンS③着とすべて圏内入りだ。
クイーンズとはデビュー3戦ずっとコンビを組んでいる。新馬こそ②着と逃げ切りを許したが、2戦目にあっさりと勝ち上がった。そして、クイーンCへ。
8枠13番から道中はじっくりと後方待機策。そのまま4角を回り、直線では外からグイグイと伸びた。まとめて抜き去り、首差で初タイトルを獲得した。
「初めての長距離輸送、初コース、初距離といろんな課題がある中、しっかりと結果を出してくれた。ジョッキーの上手な騎乗もあり、着差はわずかでも完勝の内容だったと思います」(福永助手)
中間は放牧を挟んで調整。3月9日に戻り、坂路で4本の時計。先週木曜はCウッド6F84秒5―37秒4、1F11秒5を馬なりでマークした。
「順調に調整が進められていますよ。いくらか休み明け感のあるところも、1週前追い切りを予定通り行えたことで、もう一段階、体調は上向いてくるとみています」
偉大な先輩に続くことができるか。