【金鯱賞】中京は6戦5勝とまさに庭 ヤマニンサルバム重賞連勝だ
公開日:2024年3月7日 14:00 更新日:2024年3月7日 14:00
ヤマニンサルバムに注目。
これまで中京は6戦5勝と抜群に相性がいい。3歳の5~6月に未勝利、1勝クラスを連勝すると、暮れから4歳初っパナにかけても名古屋日刊スポーツ杯、寿Sと再び連勝を決めている。
昇級2戦目の金鯱賞は⑦着と初重賞の壁にはね返されてしまった。しかし、その後に経験を積んで、秋に東京のオクトーバーSでリステッド競走を制し、力をつけて臨んだ中日新聞杯は違った。
4枠7番からスタートを決めて、道中は手応え良く好位を追走。そのまま4角を回り、直線で追い出されると、力強く伸びた。残り1Fでは先頭に立ち、後続の追い上げを振り切って初タイトル獲得だ。
レース後は放牧に出され、今年は得意舞台のここから始動する。2月14日に戻り、乗り込みは順調。先週木曜はCウッドの3頭併せで6F82秒7―37秒1、1F11秒4をマーク。今週水曜は坂路4F54秒2―12秒3で駆け上がった。
「休ませて馬体はボリュームアップしていますよ。510キロ台ぐらいになるかも。調教をしっかりやっての数字なので、そこは成長分だと思います。2、1週前と調教でしっかり動かして、直前の追い切りで態勢は整いそうです」(中村師)
三浦はここ2戦のコンビで逃げ、先行とうまく立ち回り、持ち味を引き出している。今度も状況に応じて運んでくれるに違いない。
「ジョッキーもいい時に乗って、いいイメージを持ってくれてると思います。中京で5勝。相手は強くなりますが、どこまでやれるかですね」
GⅢの次はGⅡも。期待が膨らんでくる。