【ダイヤモンドS】ネロ産駒ながらマラソンレースに挑むニシノレヴナントに注目
公開日:2024年2月15日 14:00 更新日:2024年2月15日 14:00
ニシノレヴナントは東京二千四百メートルと中山二千五百メートルで2勝ずつ。前走のグレイトフルSでオープン入りを果たした。次なるターゲットに選ばれたのが、このマラソンレースだ。
「ネロ産駒で三千四百メートルに挑戦するよ。ここで新たな一面を見せてほしいね」(上原博師)
父は京阪杯連覇をはじめ、芝、ダート問わず千二で活躍。しかし、スタミナ寄りの母系に去勢の効果で集中力アップも相まって、長めの距離で想像以上のパフォーマンスを発揮している。
「三千メートルくらいまでならクリアできると思う。その先は未知かな。ま、かかるわけじゃないし、折り合いに関してはジョッキー(大野騎手)も“大丈夫”と言ってたよ」
1月下旬からウッドで乗り込み、先週は5F71秒0―39秒5、1F11秒7。走りたい気持ちを我慢させるように馬なりの調整で今週に備えた。
そして、最終追い切りでようやく攻めに転じ、5F66秒0―38秒2、1F11秒4をマーク。3コーナーでは早くも併走馬に並びかけそうな勢い。力強い動きで状態の良さがうかがえた。
「順調にきてるし、どんな走りを見せてくれるかだね」