京都では日曜にダート重賞のみやこＳが行われる。ＧⅠチャンピオンズＣの前哨戦となる一戦。今年は前３年の阪神から本来の京都千八に舞台を戻しての開催となる。

　注目はデビューから４戦無敗のセラフィックコールだ。今年２月の新馬戦を８馬身差の圧勝で飾ると、休養を挟みつつ４連勝。前走のＪＲＡアニバーサリーＳも後方追走から３角過ぎからまくり上げて②着に３馬身半差。粗削りな面はあるものの、それだけにまだまだ底を見せていない。重賞初挑戦で相手は強くなるが、無傷の５連勝で新星なるか。

　今春のマーチＳで②着のウィリアムバローズ。ここまでダートでは１１戦して６勝、②着４回と安定感は抜群だ。前走のラジオ日本賞では５９キロを背負っての押し切りと力のあるところを見せた。ダートで唯一連対を逃した昨年⑭着の雪辱なるか。

　さらには昨年のみやこＳを１１番人気で制したサンライズホープに、地方から再転入後は３連勝で前走のエルムＳも②着だったワールドタキオン。ダートで３連勝中のアスクドゥラメンテや、ジャパンダートダービー②着のキリンジ、昨年の浦和記念③着のアイオライトなどの交流重賞好走馬にも注目したい。