【海外通・新谷の凱旋門賞】

公開日:2023年9月30日 17:00 更新日:2023年9月30日 17:00

 有力馬の引退が相次いで、今年の欧州は当初からタレントが不足気味。それでなくてもディープインパクト産駒オーギュストロダンのように早々と凱旋門賞を避けるパターンもあり、ここ数年では一番レベルが低いか。

 そんな中、注目を集めているのはエースインパクト。5戦5勝の仏ダービー馬だ。…

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新谷学

 競馬初体験は90年。ノーザンドライバーが勝った11月デイリー杯3歳S当日だった。
 友人に強引に連れられて訪れた京都競馬場。1点買いした最終Rで当時、枠連で1万6000円オーバーの的中。これが良かったのか、悪かったのか……。
 そこから競馬にどっぷりで、なぜか本紙を打っていた薮中記者に憧れを抱くようになり、某外国語大学を卒業しながらも、いずれはこの人と働こうと決意。
 仕事としての競馬場デビューはナリタブライアンが3冠達成を果たした94年菊花賞。馬柱デビューは翌年、タヤスツヨシがダービー制覇した週から。
 そしてたどり着いたのは“レースレート”だ。強い①着馬もいれば、弱い①着馬もいるし、勝ち馬より強い②着、③着馬だっている。それをレースごとに数値化したレートを用いて予想を組み立てている。記録、数字好きの方はぜひ参考に。

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