海外馬券発売の大幅増加 これまで以上に求められる買う側の取捨選択

公開日:2026年7月30日 14:00 更新日:2026年7月30日 14:00

 27日にJRAから「海外競馬発売対象競走の拡大」というリリースがあった。

 23日付の農林水産省告示第1055号に基づき、JRAが発売できる海外の競走がこれまでの32競走から一気に84競走を追加。計116競走に拡大された。

 追加されたレースを挙げていけばキリがないので割愛するが、注目は中東のレースか。

 サウジカップデーはサウジCの他にもサウジダービー、リヤドダートスプリント、1351ターフスプリント、ネオムターフC、レッドシーターフHが発売可能に。

 また、ドバイワールドカップデーは、ドバイWCの他に、これまでもドバイシーマクラシック、ドバイターフ、ドバイゴールデンシャヒーンが発売されていたが、ここにゴドルフィンマイル、ドバイゴールドC、UAEダービー、アルクオーツスプリントが追加。最大で1日8競走の海外馬券が買えることになる。

 ブリーダーズカップデーは最大で1日9競走の発売を予定しているが、10月31日(土)は東京、京都の2場開催だ。

 一方、ドバイWCデーは例年、高松宮記念が行われる週と重なり(来年のJRAの日程はまだ発表されていない)、サウジCデーは来年、ラマダンを避ける関係で2月6日(土)の予定だが、ここは例年なら東京、京都、小倉の3場開催。つまり、1週間でほぼ80レースもJRAは発売。ファンは馬券を買えてしまうことになる。

 売り上げが10億円に届かないレースもある一方、昨年の凱旋門賞は66億円超え。4分の3を払い戻しに充てても16億円ほどは残る。フランスギャロに販売する手数料を払っても、まだ多くが残る。

 海外馬券はJRAにとってドル箱。買う側はこれまで以上に取捨選択が求められてこよう。

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