アイビスサマーダッシュにも使える千直競馬攻略法
公開日:2026年7月30日 14:00 更新日:2026年7月30日 14:00
アイビスサマーダッシュは日本で唯一、直線だけの重賞。このコースは特に得手不得手が出やすいし、データ的な特徴も数多くある。新潟が左回りに替わり、直線コースができて大きく様変わりしたのが2001年のこと。以降、先週まで654レースが行われた。いったい、どういった特徴があるのか。
言うまでもなく外枠有利
このコースの最大の特徴は言うまでもなく「外枠有利、内枠不利」だ。
これまでの枠別勝利数は8枠159、7枠119、6枠88、5枠82、4枠54、3枠60、2枠58、1枠34。4枠と3枠、2枠の順番を除いて、奇麗に外から順に並んでいる。
もちろん、外はフルゲート18頭だと、7、8枠馬は3頭ずつとなり、勝つ確率は単純に1・5倍になるとはいえ、それにしても極端だ。
実際、18頭立てのレース289鞍のみに絞って馬番別に見てみると、18、17、16番の勝利数は順に27勝、21勝、25勝。3番から15番はすべて10勝台で、2番8勝、1番は6勝となる。
先週土曜11R・3歳未勝利戦は18頭立てで4、8、2番と珍しく1ケタ馬番のみでの決着となったものの、これは超レアケースだ。
ま、内枠を引いた時点で実績馬が実力以上に人気を下げたり、その逆もある。宝くじを買う感覚で内枠馬券を狙う手もないわけではないが、「18頭立て、1ケタ馬番が③着以内独占」というのは19年8月3日の2歳未勝利戦以来、7年ぶりのことだった。
騎手で特注は菊沢、嶋田
騎手では中舘(現調教師)と、きょう30日で還暦を迎える柴田善が通算25勝ずつ。しかし、柴田善は現在、休養中でまだ復帰の見込みは立っていない。
以下も村田、西田、田中勝とすでに調教師になった方ばかりで、現役では17勝の江田照、16勝の津村が上位となる。
そんな中、唯一、20代で通算勝ち鞍ベスト10入りしているのが菊沢だ。15勝は8位となる。
特に昨年は春、夏、秋と参戦して〈32413〉、③着内率・409。昨年の千直の施行回数が22回だから、その全てに騎乗しているのも凄い。
今年はここまで全10鞍すべてに騎乗。今、千直は菊沢を抜きにしては語れないと言っても過言ではない。
アイビスサマーダッシュはエコロレジーナに騎乗。目が離せない存在となりそうだ。
もう一人、要注目なのが嶋田。菊沢に次いで14勝を挙げている。今年もここまで〈2014〉。前記した先週の3歳未勝利戦では13番人気ルディドゥゲンジを③着させ、206万馬券の片棒を担いだ。こちらはアイビスサマーダッシュには伏兵シュラフで参戦。全3勝を千直で挙げているコース巧者だ。
厩舎なら森秀とこちらも菊沢
調教師別では菊川師が18勝でトップ。ただし、今年のアイビスサマーダッシュに登録馬はなし。
要注目は森秀厩舎だ。
菊川厩舎を除き、他すべての関東厩舎を抑えて通算15勝の2位にランクインしている。もともと外国産馬を多く管理している関係で短距離馬が多く、関東遠征も頻繁。まだアイビスサマーダッシュ勝ちはないものの、16年にはネロでベルカントの②着している。
アイビスサマーダッシュにはデュガがエントリーしている。人気はなさそうだが、枠順次第では③着ならあるか。
また菊沢師は10勝でベスト10入り。20年以降だけなら7勝でトップだ。
前記エコロレジーナは菊沢親子コンビで挑む。鞍上も厩舎も千直で実績を残していることを覚えておきたい。
出走数がケタ違い ミルファームにとってはここが稼ぎ場所
このコースだけはノーザンファーム系列のクラブ法人が上位には入ってこない。
通算勝ち鞍順はミルファームが28勝でトップ。しかも、2位にダブルスコアの差をつけている。
2位がスピードファームで14勝。次いで3位が11勝でヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン。サンデーレーシングも同じく11勝だが、②着回数はヒダカBUが上。一般的な馬主ランキングとは大きく異なる。
ただし、ミルファームは出走回数も断トツの609。2番目がヒダカBUの149だから、あまりにも数字が違う。このコースを得意とするだけでなく、多くの馬を使って稼ぎ場所としている。
今年、このレースにはクムシラコ、シュラフの2頭出し。22年のアイビスサマーダッシュはビリーバーで制しており、2度目の勝利となるか。






























