北村宏の２週連続Vあるか

３頭併せの真ん中で１F11秒６（Ｃ）日刊ゲンダイ

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　２歳の早い時期から頭角を現し、昨秋のサウジアラビアＲＣでも１番人気に支持されたほど。今年に入って２勝目を挙げて、毎日杯で②着。そしてダービーは中団からしぶとく伸びて掲示板入り。くしくも⑤着というのは１８年に３歳で新潟記念を勝ったブラストワンピースと同じである。

　放牧から帰厩して８月中旬にウッドで乗り出すと、週２本のペースで調教を積んでいる。先週は７Ｆ追いで十分な負荷をかけており、青写真通りといったところか。

　けさは北村宏を背に３頭併せ。向正面から２番手でスタートして４コーナーで真ん中へ。直線も軽快な脚取りで５Ｆ６８秒６―３８秒３、１Ｆ１１秒６をマーク。終始、鞍上の手が動くことはなかったものの、躍動感たっぷりで併入に持ち込んだ。体に緩みもなく、きっちり仕上がったとみていい。

〇…またがった北村宏は「これまでの追い切りもＶＴＲで見せてもらっていましたし、乗り手にもここまでの過程を聞きながらきょう追い切りに乗せてもらいました。すごく大きな変化という感じではないけど、順調に過ごせてきているなと」。レースに関しては「ダービーの時とは違う条件で馬も変わってきていますし、相手も違いますから。またいろいろ考えて乗りたいと思っています」と話した。