【エルムS】アシャカトブ陣営がペプチドナイルの連勝に待った!

公開日:2023年8月3日 14:00 更新日:2023年8月3日 14:00

過去にウシュバテソーロを破った実績も

 エルムSで人気を集めそうなのは大沼S→マリーンSと勢いに乗って連勝中のペプチドナイル。とはいえ、北海道ダートのオープン競走を3連戦し、最終戦となるエルムSまでノンストップで行くのは至難のワザだ。

 今年の出走メンバーでペプチドの前に立ちはだかるのはどの馬か。意気軒高なのがアシャカトブ陣営。マリーンSでは完敗の④着だったにもかかわらず、だ。

「ツメの不安で半年の休み明け。プラス16キロの数字が示す通り余裕がありましたね。パドックでも太い感じがしました。ハンデも背負わされていましたしね。敗因ははっきりしてますから」

 そう言うのは担当の杉山助手だ。

 変わり身を狙うべく、この中間は意欲的な調整を消化。レース11日後の19日にはウッドで5F69秒8―38秒7、1F11秒8としっかりと時計を出して、函館へ。1週前となる先週26日には5F65秒8―37秒8、1F12秒4をマーク。

 今週は2歳馬と併せて5F68秒7―39秒4、1F12秒2。明らかにひとたたきして素軽い動きに変わってきた。

「最近の中では一番と言っていいデキ。輸送で減るので今度は500キロぐらいで出せそうだし、小回りなら実績だって負けてない。はっきり言って自信ありますよ」

 確かに昨秋のラジオ日本賞ではドバイワールドCを勝ったウシュバテソーロに土をつけているのだから、杉山さんが力が入るのも納得。ペプチドの連勝にストップをかけて、自身が重賞初制覇を成し遂げる算段だ。

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