【函館2歳S】北の一番星はどの馬か
公開日:2023年7月10日 14:00 更新日:2023年7月10日 14:00
土曜には早くも2歳馬による重賞が行われる。GⅢ函館2歳Sだ。世代最初の重賞だけに、将来性よりも現時点での完成度の高い馬に有利なレースといえる。
ロータスワンドは同舞台の函館芝千二の新馬戦を逃げ切り。半姉ブランボヌールが15年に、半兄ビアンフェも19年に函館2歳Sを制しており、このレースと非常に相性のいい血筋。兄姉に続くVとなるか。
函館開幕初日の新馬戦を制したのがスカイキャンバスだ。それもノーステッキで②着に2馬身半差。着差のつきにくい千メートル戦だから強さが際立った。1Fの延長も余力十分だった前走内容なら問題なし。ここもスピードの違いを見せつけるか。
函館デビュー組以外ではバスターコールとチークタイムに注目。前者は東京芝千四の新馬戦で勝ち上がり。母が小倉2歳S勝ち馬のデグラーティアなら、こちらも仕上がり早のタイプか。後者は阪神の芝千二で2番手から抜け出し。こちらは父が函館2歳Sでも勝ち馬を出しているキンシャサノキセキだ。
果たして北の一番星に輝くのはどの馬か。