超大穴も出番あり
東海Sは13年からこの時期へと移行し、フェブラリーSの前哨戦に。過去10年間の人気別成績はこうなっている。
① ② ③ 外
1番人気 5 1 3 1
2番人気 2 2 0 6
3番人気 0 2 2 6
4番人気 2 0 1 7
5番人気 0 0 0 10
6番人気 0 0 1 9
7番人気 1 1 0 8
8番人気 0 1 1 8
9番人気 0 1 0 9
10番人気~ 0 2 2 56
勝ち馬10頭のうち9頭が1~4番人気。中でも1番人気は半分の5勝を挙げており、③着内率も9割と抜群の安定感だ。
とはいえ、6番人気以下も10頭が圏内入り。決して堅い決着ばかりではない。
アッと言わせたのが17年。1番人気グレンツェントが期待に応えたが、②着に単勝オッズ96・3倍の12番人気モルトベーネが踏ん張った。そして③着も59・6倍の10番人気メイショウウタゲ。典型的なヒモ荒れで3連単は46万5440円のビッグ馬券だ。
21年も2番人気オーヴェルニュが好位から押し切り。だが、②③着には7番人気アナザートゥルース、12番人気メモリーコウが突っ込んでいる。こちらも3連単は24万4160円に。
また、18年もテイエムジンソクが単勝1・3倍の断然人気で逃げ切り。ところが、②着には単勝100・7倍の13番人気コスモカナディアンが粘り込み。③着も6番人気モルトベーネで3連単4万9170円とおいしい配当になった。
今年も頭は人気サイドから、ヒモに穴馬を絡めるのを覚えておきたい。