【アメリカJCC】エピファニー5連勝

公開日:2023年1月17日 14:00 更新日:2023年1月17日 14:00

結果を出して大舞台へ

 4歳馬エピファニーが重賞に初挑戦する。

 2歳10月の新馬戦は②着。のちにGⅢフェアリーS①着、GⅠエリザベス女王杯で②着するライラックの後塵を拝し、続く2戦目も③着と取りこぼしてしまった。

 だが、3歳初戦となる次戦で初勝利を飾ると、そこから一気に4連勝で最上位クラスまで上り詰めた。

 デビューから一貫して千八を使い、東京で4戦、中山で2戦とワンターンのみならず、コーナー4つの競馬にも対応させてきた。また、それぞれの競馬場での走破時計も必ず次戦で縮めており、相手が強化されながらも自身がしっかり成長してきたことを証明してきた。

「一戦一戦、競馬が上手になってきましたよね。折り合いが課題でしたが、前走はピタリとついて、3勝クラスとはいえ、強い内容でした」とは宮田師だ。

 今回は初のオープン、それも重賞初挑戦でいきなりのGⅡ。メンバーが格段に強化され、さらには2Fも距離延長となる。

「ここはチャレンジですね。スタミナから距離が持つ資質はあると思います。ただ、それには折り合って、ロスなく運ぶことが大前提となってきます。前走時の中間は折り合いに難しいところはありましたが、今回はそれも多少、マイルドになっています。ここで勝ち負けできるようなら、大阪杯などこの先のGⅠ戦線が非常に楽しみになってくると思います」

 近年では未勝利勝ちからアロンダイト、インティがノンストップでGⅠ馬まで上り詰めた。また、エイシンヒカリ、ビッグアーサー、モーニンは重賞の壁に当たって連勝はストップしたものの、その後にGⅠ馬となった。

 エピファニーの結果は果たして――。その走りに注目だ。

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