【有馬記念】ディープボンド鞍上との呼吸ピタリで走りがリズミカル
公開日:2022年12月21日 14:00 更新日:2022年12月21日 14:00
凱旋門賞⑱着後は検疫を経て鳥取の大山ヒルズへ放牧。栗東に戻ったのは先月24日だ。坂路で立ち上げて今月7日には4F51秒5をマーク。そして先週は川田が手綱を取って、Cウッドで6F81秒8―37秒7、1F11秒4。迫力あるフットワークで駆け抜けて併走相手に1馬身先着と、いい攻め馬ができていた。
今週も川田を背にCウッドへ。2歳馬2頭相手の併せ馬で6F83秒8―38秒8、1F11秒8。追えばまだまだ時計が出たであろう余韻は十分で、鞍上鞍下の呼吸も合ってリズミカルな走り。力強さがあったのもいい。
見た目の張り、毛ヅヤともに申し分なし。海外帰りでもうまくケアできた印象で、絶好の状態といえそうだ。
「文句なしですね」(大久保師)
○…「いい感じでした。文句なしですね」とは大久保師。手綱を取った川田と動きの確認をして、こうジャッジした。
「目いっぱいではないけど、競馬と同じジョッキーを乗せているので感覚に任せて。順調にきています。人間と同じで(昨年)初めての海外を経験し、今年で2回目。去年よりもさらによくなっていますよ。中間も精密機械のように15―15を刻んでいる。精神的に大人になっています」