【天皇賞】レース後の談話
公開日:2022年5月2日 17:00 更新日:2022年5月2日 17:56
①着タイトルホルダー(横山和騎手) 返し馬から雰囲気のよさは感じていました。タイトルホルダーと仲良く走ろうと。前走を踏まえて、しっかりと出して行っても折り合いをつく馬なので、信じてリズムよく。馬が自分で分かっているようで、入れたいタイミングでスッと息を入れてくれました。GⅠは甘くないと思っていましたが、しっかりと反応があったので〝まず大丈夫〟と。タイトルホルダーとGⅠを勝たせていただいて感謝しています。父は多くを語らない人ですが「好きに乗ってこい」と言ってもらい、(レース後は)「おめでとう」と言ってもらえました。来週、乗る馬に思いを馳せていますが、今夜は眠れないと思います(笑い)。
栗田徹調教師 ホッとしました。逃げていいリズムで運んでもらい、何とか押し切れないかと思って。後続の手も動き、離してくれましたね。スタミナのある子で、スピードを持続できるスタミナがこの子の武器。GⅠを勝ててよかったです。和生ジョッキーが馬とコンタクトを取ってくれた証拠。レース後の様子を見てですが、凱旋門賞に登録しますし、宝塚記念も視野に入っています。あとはオーナーと今後を相談したいと思います。
②着ディープボンド(和田竜騎手) いいスタートを切れて、うまく内に進路を取れました。道中はカラ馬もいたので、なるべくリズムを崩さないような競馬を。ただ、向正面から手応えがしんどかったですね。直線は差し返す力を見せてくれたんですけど、勝ち馬にあの競馬をされたらつらいですね。相手が強かった。
③着テーオーロイヤル(菱田騎手) あらためて素晴らしい馬だなと感じました。ポジションは理想的でしたし、直線は勝ち馬を捕えに行くだけだったんですけど……。初めてレースが終わって疲れている様子を見せてました。きょうが成長するきっかけになれば。
④着ヒートオンビート(池添騎手) 返し馬からハリがあったし、メンコの効果で集中力もありました。もう少しポジションを取りたかったけど、外から入られてしまいましたからね。あれ以上は厳しかったです。道中は折り合いも付いて良い雰囲気。ただ、勝負どころでメロディーレーンがずっと前にいて、動くに動けなかった。これが痛かったです。それをパスしてから、頑張って伸びてはいるんですけどね。GⅠでも十分やれる力はある馬ですよ。
⑤着アイアンバローズ(石橋騎手) スタートが決まって折り合いも付いたので、どれだけ脚を使えるかという競馬を。もう少し早めに動きたかったけど、この馬場で枠も枠でしたから。勝負どころではディープボンドに併せて動いて、最後まで頑張ってくれました。
⑪着マカオンドール(松山騎手) 向正面からいいポジションまで上がっていけました。もっと伸び切れると思ったんですけど、馬場が悪くていつもの脚を使えませんでした。
⑰着タガノディアマンテ(幸騎手) 折り合いは思ったより付きましたが、右にもたれてしまって……。3角では競馬ができないくらいに。ラストは気持ちが切れてしまいました。