木津の見解

【日曜函館7R】木津の見解

公開日:2020年7月18日 17:00 更新日:2020年7月18日 17:00

 勝って同条件のピクシーメイデンが本命。昨夏に降級制度は廃止されたが、ピクシーは前走、未勝利の身で1勝クラスに挑戦して初勝利を奪取。そのために今回再び同条件を使える。その勝ちっぷりも好時計で後続を千切る圧勝。連勝濃厚だ。

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木津信之

木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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