【大阪杯】クロワデュノールあらためて強さを証明
公開日:2026年4月6日 14:00 更新日:2026年4月6日 14:00
早く見たい4歳最強馬決定戦 その舞台はどこに
強い馬が勝つ。それも、強力なライバルたちと死力を尽くした走り。今年のGⅠ大阪杯は引き締まった、非常に見応えのあるレースだった。
大方の見立て通り、武豊メイショウタバルの逃げ。前半3~5F34秒9―46秒6―58秒1と緩みのないラップを刻む。2番手以降を引き離しつつ、後続に脚を使わせる絶妙なペースだ。
それを大外枠発走から[8][6][4]とジワリと位置取りを上げて、勝負どころで射程圏内に収めたのが勝ったクロワデュノールだった。
土曜の雨が乾いて、良馬場に回復したのは日曜8R終了後だったが、見た目以上にタフな馬場。そして武豊が引っ張る息の入らない厳しい流れも相まって、各馬とも苦しい状況に追い込まれる。それでも、クロワデュノールだけが直線でフラつきながらも伸びてきて、最後にメイショウタバルをとらえて、地力勝負を制した。
勝ち時計の二千メートル1分57秒6は馬場を考慮すれば非常に価値あるもの。クロワ自身もこれでホープフルS、日本ダービーに続くGⅠ3勝目だ。凱旋門賞⑭着↓ジャパンC④着と連敗していたが、中東情勢によりドバイシーマクラシックの招待受諾から矛先をこちらに変えての勝利はうれしい復活劇となった。
今後については「いろんな選択肢があります。馬の状態を確認して、来週中にはオーナーと相談して決めたい」とは斉藤崇師。次走は宝塚記念か海外遠征か。いずれにしても、記録、内容とも最強を示した格好だが、やはり見たいのは4歳頂上決戦だろう。
同世代のマスカレードボール、ミュージアムマイルとの再戦だ。この2頭はクロワが勝ったダービーで②⑥着も、その後に天皇賞・秋、有馬記念でそれぞれ年長馬相手に勝利した。そしてひと足先にこの2頭は、4月26日の香港で直接対決をする。
そちらの結果も興味深いが、4歳になって成長した3強のガチンコ対決はぜひとも見たい。春は実現できなくとも、せめて秋には――。そう期待感を抱かせるクロワデュノールの復活勝利だった。

























