ルメール、GⅠコンプリートまであと2つ
公開日:2026年4月2日 14:00 更新日:2026年4月2日 14:00
レーベンスティールで超えたい関東馬が勝てないジンクス
高松宮記念をサトノレーヴで制したルメール。これが同レースの初勝利だった。
日本に来てからすでにGⅠを59勝もしているものの、高松宮記念をなかなか勝てなかったのは、そもそもあまり乗っていないから。
このレースはドバイワールドカップデーと重なることが多く、日本にいないのが当たり前。昨年はドバイが1週遅かったため高松宮記念に騎乗が可能になり、ナムラクレアで②着。今年、ついに初勝利となった。
毎年、暮れになると武豊のGⅠ完全制覇がどうなるかが話題になる。残りはホープフルSだけの状態が続いているが、ルメールも勝っていないGⅠはこれで2つだけ。朝日杯フューチュリティSと、この大阪杯だ。
ようやく初勝利となった高松宮記念。ドバイワールドカップデーは高松宮記念でなければ、大阪杯と重なる。だから、GⅠになってからの過去9回で、ルメールの騎乗は3回だけ。朝日杯は15回も乗っている割に勝てないのは不思議だが、大阪杯の騎乗は過去に3回だけ。高松宮記念は今年が5回目だったから、実は大阪杯が最も少ない。
高松宮記念ではチャンスをきちんとモノにしたルメール。果たして今週はどうか。
これまでの成績は17年マカヒキ④着、21年グランアレグリア④着、23年スターズオンアースが②着。④着の2回は2番人気で、スターズオンアースは1番人気だった。
今回は伏兵レーベンスティールとのコンビで挑む。重賞5勝、そのうちGⅡが4勝。ただし、GⅠではこれまで⑧⑧⑫着と結果が出ていない。
問題は2つ。この馬自身、中山、東京といった関東圏に良績が集中していること。もう1つは、そもそも大阪杯で関東馬は全くいい結果が出ていないということだ。
GⅠ昇格の17年以降、38頭が出走して②着が2回、③着も2回のみ。昨年は5頭の出走で、ホウオウビスケッツの⑤着が最高だった。
GⅡの頃も含めて、関東馬が勝ったのは99年サイレントハンターが最後だから、今世紀に入ってから勝ち鞍がないことになる。
古くは86年にサクラユタカオー、スダホークでワン・ツーを決めたり、91年ホワイトストーン、96年タイキブリザードが1番人気に応えたりと、関東馬の勝利もあったのだが……。
果たして、ルメールは武豊と同様に、暮れの2歳GⅠ取りに向けて、リーチをかけることができるか。馬の遠征競馬克服も含めて、注目の出走である。





























