【京都大賞典】サンライズアース池添が好感触

公開日:2025年10月1日 14:00 更新日:2025年10月1日 14:00

先週のひと追いで良化

 今春の阪神大賞典を早め先頭から②着馬に1秒0差をつけて初重賞勝利を決めると、天皇賞・春も④着と健闘して中長距離路線の一角を担う立ち位置に。

 そして秋初戦へ向けて放牧から9月3日に帰厩後は坂路でゆっくりと立ち上げて、1週前には池添を背にCウッドで6F85秒3。僚馬に手応えで見劣ったが、相手を1秒近く追走してのもので問題はない。ラスト1F11秒2は自己最速だった。

 今週も先週に続いて池添が騎乗してCウッドで6F84秒0―37秒7、1F11秒3をマーク。道中は3馬身後ろから追いかけて直線の入り口で並ぶと、1F付近でサッと1馬身リードし、最後は余裕を持ちながらの併入。先週の併せ馬でスイッチが入ったか、道中、そしてゴールまで気持ちの入った走りだったのがいい。

 見た目はひとたたきすればまだ良くなる余地は残しつつも、秋初戦を思えば十分に仕上がったと言えよう。

〇…「先週、ジョッキー(池添騎手)が乗り、物足りなさを感じたので、もう一度、乗って確認したいと。けさの感触は良かったみたいです」とは石坂公師。鞍上の評価に表情が緩んだ。「ここに向けて順調に乗り込めていますし、馬にも成長を感じます。秋の大きな舞台に向けて、いい競馬をしてほしいですね」

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