【京都大賞典】今年はフルゲートの大激戦
公開日:2025年9月29日 14:00 更新日:2025年9月29日 14:00
京都のメインはGⅡ京都大賞典。このレースは少頭数で行われることも珍しくないが、今年は別掲の通り、フルゲート18頭立てとなりそう。そうなれば、グレード制導入以降、初のケースとなる。
実績最上位は一昨年の菊花賞馬ドゥレッツァ。昨年のジャパンCではドウデュースの②着と存在感を示し、今年初戦はドバイシーマクラシックで③着、宝塚記念では崩れたが、広くて直線の長いコースなら巻き返しは十分に見込める。ここでクラシックホースの意地を見せるか。
今年、長めの距離のGⅡを勝った馬が2頭。
阪神大賞典を制したサンライズアースは②着を1秒も千切る圧勝で、重賞ウイナーの仲間入りを果たした。続く天皇賞・春は④着。昨年のダービーで④着もある実力馬だけに、GⅡなら能力が上の存在だ。
アドマイヤテラは目黒記念が初の重賞タイトルで、菊花賞③着馬の力を示した。オープン、GⅡ連勝で完全に本格化した印象も。この2頭はともにレイデオロ産駒で、晩成の傾向が。ここから一気にブレークするかもしれない。
まだ重賞勝ちはないものの、サブマリーナは京都3勝のコース巧者。小倉記念、新潟記念で連続③着のディープモンスターも争覇圏内だ。