大谷のメイン縦横無尽

【大谷の土曜競馬コラム・チャレンジC】

公開日:2025年9月12日 17:00 更新日:2025年9月12日 18:27

 今週末、東京世界陸上が開幕する。前回の東京開催は1991年。中学生だった記者は国立競技場に観戦に行った。

 何より印象に残っているのが、走り幅跳びの世紀の名勝負。8メートル91を跳んだカール・ルイスに対し、マイク・パウエルが現在でも世界記録として残る8メートル95を跳んで大逆転劇を演じた。

 あれから34年。3日間開催と変則日程で忙しい日々が待っているが、アスリートたちに元気をもらって頑張りたい。

【阪神11R・チャレンジC】 内回り二千メートルで逃げ馬不在という展開面で難しいメンバー構成。なら、久々にハナに行きそうなホウオウプロサンゲの一発を期待したい。

 これまでレースで逃げたのは4回で、成績は②②①①着。負けた2回もアイビーSではレガレイラに、若葉Sではキープカルムやアドマイヤテラといったのちの重賞ウイナーに先着していた。

 ここ3戦は一息の競馬が続いているが、いずれもハナに行ってのものではない。切れ味では見劣っても、後半4~5Fで速いラップを刻み続けることができるのが大きな武器だ。

 追い切りでは好時計をマークして活気十分。ここは久しぶりに気分良く逃げて、波乱を演出するとみた。

 相手本線は1年5カ月ぶりの前走を快勝したグランヴィノス。血統的にも重賞の壁はない。

大谷剣市の予想買い目を見る

9月13日(土)阪神競馬場

大谷剣市

 B型の虎党。父が元専門紙の記者だったこともあり、競馬場デビューはベビーカーに乗っていた頃。本棚に競馬四季報が並ぶ恵まれた家庭環境で育った。アルバイトを経て2000年に入社。03年夏から美浦トレセンに通い始め、担当は堀、相沢、鈴木伸厩舎など。
 予想の基本スタンスは“いかに儲けるか”。当たり馬券を手にするために、取材で得た情報だけでなく、データ、馬場、展開、血統とありとあらゆる手段を駆使。人気馬のアラ探しより、一点突破の強力な武器を持つ伏兵を見つけることに血道を上げている。
 レース部きってのギャンブル好きで、オート、競輪、競艇と見境なく手を出して勝負勘を養っている。ポーカーは海外の大会で入賞経験もある腕前だ。趣味は祭り、プロ野球、相撲、アメフト観戦など多岐にわたる。ゴルフは典型的な下手の横好き。

著者詳細、記事一覧へ

最新記事一覧

  • アクセスランキング
  • 週間