【WASJ】史上初のWAS選抜の優勝 短期免許交付の効果は大だった!?
公開日:2025年8月25日 14:00 更新日:2025年8月25日 14:00
圧勝だった。
今年も札幌で4戦のポイントで争われたワールドオールスタージョッキーズ。1戦目④着だった初出場のハマーハンセン(ドイツ)が72点を獲得し、4戦目の結果を待たずに優勝が確定。4戦目は⑩着に終わったが、まさにワンマンショーである。
今回の来日を前に、ドイツで何度もリーディングを獲得しているシュタルケにいろいろと聞いたとのこと。ドイツを拠点にしている騎手といえばムルザバエフも日本で成功しているし、競馬のスタイルが意外とマッチするのかもしれない。
だが、シリーズではなく土日の札幌をトータルで見ると、他にも目立ったジョッキーがいる。
ウィリアムズは日本での経験も豊富で有名とあって土曜が8鞍、日曜は4鞍(本当は5鞍の予定だったが、1頭が取り消し)。2勝を挙げた。
また、土曜4Rで早くも初勝利を挙げたのがアルゼンチンのゴンサルベス。シリーズでは②⑥⑩⑥着だった。
結果、外国人招待騎手が3勝し(1戦目は坂井が勝利)、史上初めてとなるWAS選抜(外国騎手・地方競馬所属騎手チーム)が優勝。また、昨年に短期免許の条件として、WASJ5位以内というのが設定された。となれば、目の色が変わるのも当然だったか。
優勝したハマーハンセンに2位ウィリアムズ、4位ゴンサルベスがこの条件をクリア。来年早々にも彼らの短期免許での再来日がありそうだ。