マイルCSデーの京都5Rに組まれた芝千八の新馬戦は良血がそろう。そこで取り上げるのは、叔父に日経新春杯など重賞4勝のサトノノブレスを持つスカイスプレンダーだ。レイクヴィラファーム代表の岩崎義久さんに聞いた。
「生まれたときから筋肉のバランスがよく、柔らかみとバネがある好馬体です。育成に送り出したノーザンファーム早来の方も『めちゃくちゃいいよ』と太鼓判を押してくれました。それでセレクトセールを目指していたのですが、セリの選定のときに調子を崩してやむなく自重。でも、そのとき以外はケガもなく、とても順調にデビューを迎えられました」
10月17日にゲート試験をパスすると、そのまま在厩で坂路中心に軽めの調整。10月下旬から負荷を強められ、今月からはCウッドで丹念に追われている。
1週前は15秒5―14秒8とゆったりとした加速ラップを刻み、ラスト2Fは一気にギアを上げて11秒7―11秒2でフィニッシュ。全体は6F81秒7でまとめている。控えた今週もラスト2Fは11秒9―11秒2。父サートゥルナーリアならではの素軽さだ。
「母メジロスプレンダーの産駒は安定して勝ち上がってくれていて、この馬も期待しています」
鞍上にC・デムーロを指名したことからも、陣営の期待の高さがうかがえる。注目の初戦だ。
























