【新潟7R・関屋記念】 ボンドガールは血統面で不安材料がある。
ダイワメジャー産駒はこれまでJRAの芝千六で217勝をマーク。これを競馬場別に見ると、
東京=51勝 中山=50勝
京都=38勝 阪神=37勝
中京=24勝 新潟=17勝
勝ち鞍では新潟が最も少ない。勝率・075、連対率・158、③着内率・254はいずれも最下位(③着内率は京都と同率)である。特に、4歳以上の牝馬は〈1・0・2・21〉。勝ったのは現1勝クラスによるものだ。
さらに、斤量も気になるところ。2020年以降、牡馬混合のハンデ重賞で牝馬が56キロ以上背負った時は〈1・2・2・23〉。先頭ゴールは23年シルクロードSのナムラクレア=56・5キロだけ。マイル以上では〈0・1・1・11〉と勝っていない。
人気とてんびんにかけると危険なにおいがプンプンする。ここは押さえ△まで。
シヴァースの巻き返しに期待する。
しらさぎS⑩着は前に壁がない形で終始、掛かりっぱなし。ひと踏ん張りが利かなかったのも仕方ない。2カ月半ぶりをたたいてガス抜きもできたはず。1キロ減のハンデ56キロで反撃だ。
入社13年目で普段は編集業務に携わりながら、時に外国馬取材のため競馬場へ通うことも。
競馬との出合いは小学3~4年生のころ、家族と中山競馬場に行ったのが運の尽き(?)。見事にドはまりして現在に至る。週末特別版にてコラム「人気馬を斬る」、関東ローカルでは本紙を担当しています。
記憶に残るレースは2008年の天皇賞・秋と10年のスプリンターズS。前者はウオッカ、ダイワスカーレットによる2センチ差の名勝負を現地で観戦できて今でもいい思い出に。一方、後者は水~金曜まで取材してきた香港馬ウルトラファンタジーに本命を打たず勝たれた悔しさから。
競馬以外では熱狂的な氷室京介ファン。この原稿も自宅でヒムロックを聴きながら書いているくらい、いまだに卒業できません。「ANGEL」や「KISS ME」、バラードなら……あ、スペースがなくなった。