【ラジオNIKKEI賞】センツブラッド初重賞制覇へ
公開日:2025年6月26日 14:00 更新日:2025年6月26日 14:00
前走は見せ場たっぷりの②着
センツブラッドに注目したい。
2歳時は夏から秋に②②①着と3戦目に勝ち上がり。3歳初戦の京成杯は勝負どころから積極的に動いたが、直線では伸びを欠いて⑧着に敗れてしまった。しかし、1勝クラスに戻ってすぐに鼻差で制すると、白百合Sでは見せ場をたっぷりとつくった。
道中は手応え良く好位直後で運ぶと、直線では力強く伸びた。いったん先頭に立ち、〝勝ったか〟と思わせたところを外から頭差でかわされて②着惜敗だ。
①~④着が頭、鼻、首差の大接戦の中、他の3頭の4角位置取りは勝ち馬が7番手で③④着がともに10番手。そんな展開だけに価値は高い。
斉藤崇師は「前回も惜しかったですね。でも、速いペースについていきながら、しまいも伸びていました。小回りの千八になりますが、中山の千八にも対応している。合わない条件じゃないと思います」と話す。
中間は在厩調整ですこぶる順調に乗り込まれてきた。先週はCウッドで併せ馬を消化すると、今週はポリトラックの3頭併せ。5F68秒2―38秒5、1F11秒4で馬なり併入と好調をアピールした。
「徐々に良くなり、力をつけていますね。センスが良くて、スッと取りたい位置につけられるのが強み。枠とか展開が向けば、チャンスがあっても」
昨年のこのレースは白百合S②着のオフトレイルが初タイトルを獲得した。今年も同じゴドルフィンの勝負服が先頭でゴールを駆け抜けるか。