注目重賞 追い切りで買う

【注目重賞/追い切りで買う・安田記念】

公開日:2025年6月7日 17:00 更新日:2025年6月8日 11:59

ソウルラッシュ

 ドバイターフでロマンチックウォリアーを負かした後は、4月13日に帰国。5月13日に栗東に戻ると、15日には坂路で4F55秒3―12秒4をマーク。その後も順調に調整を重ねて先週、先々週にCウッドでラスト1F10秒5の超抜時計を連発してきた。ケイコ駆けする馬とはいえスピード、パワフルさともに文句なし。
 さすがに今週は目いっぱいやる必要はなく、坂路で馬なり調整。それでも全体時計は52秒3。ラスト1F11秒8を楽々と出すのだから搭載エンジンが違うといった感じ。見た目にも迫力があり、今がまさに絶好調といった状態だ。


ジャンタルマンタル

 昨年の香港マイル⑬着以来だが、先週の坂路では自己ベストとなる4F50秒1と久々を感じさせない動きの良さ。今週も坂路で2本目に4F53秒6、ラスト2F24秒8―11秒7をマークした。仕掛けられてからの反応速度、スピード感はさすがGⅠ馬と思わせるもの。昨年のNHKマイルC馬が復権へ向けてしっかり仕上がった。


ガイアフォース

 香港遠征から4月29日に帰国し、5月28日に栗東へ戻った。帰厩して10日間での競馬となるが、今週は坂路4F51秒9と軽快な動き。ラスト2Fは軽く仕掛けた程度で23秒6―11秒5なら疲れは皆無とみていい。手綱を取った吉村も「テンは14秒から15秒くらいで入ってしまいを伸ばすような指示でした。少し時計は速くなりましたが、全体的に動けていましたよ。操縦性が高く、イメージ通りの馬です」と。


シックスペンス

 今週はウッドで先導役を3馬身追走する形でリズム良くゆったりした走りで、6F81秒2―36秒7。直線で内に潜ると馬体を併せて1F11秒0で首先着した。調教駆けする馬とはいえ、楽な手応えでかわしていく姿は引き続き好調キープといった感じだ。悲願のGⅠタイトルに向けて、デキは申し分ない。


トロヴァトーレ

 1週前は横山武を背にウッドで6F84秒8―37秒4、1F11秒4。前2頭を追い掛けて併入まで持ち込めなかったが、ゴール過ぎもしっかり追われて負荷をかけた。再び鞍上が乗った今週は6F84秒9―38秒3、直線も軽快な伸び脚で1F11秒3をマーク。楽な手応えで半馬身先着だ。馬体の張りも良く、好仕上がりとみていい。

結論

 ◎ソウルラッシュは浜中を背に2、1週前追い切りで当日最速の1F10秒5をたたき出した。今週の坂路でも自己ベストタイの1F11秒8をマーク。圧巻の動きで文句なしの仕上がりだ。

注①シックスペンス 
 ②ダディーズビビッド 
△③マッドクール 
 ④ウインマーベル 
 ⑤レッドモンレーヴ 
 ⑥グラティアス 
▲⑦ガイアフォース 
 ⑧エコロヴァルツ 
△⑨シャンパンカラー 
○⑩ジャンタルマンタル 
 ⑪サクラトゥジュール 
 ⑫ロングラン 
◎⑬ソウルラッシュ 
 ⑭ウォーターリヒト 
 ⑮ホウオウリアリティ 
△⑯トロヴァトーレ 
△⑰ジュンブロッサム 
△⑱ブレイディヴェーグ 

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