週末の中央競馬の前に園田競馬はいかがでしょうか。きょう23日は“その金ナイター”で11Rが「創刊50周年記念 日刊ゲンダイ賞」です。発走は19時55分で◎スマートビクターはまず負けないはず。
【京都11R・平安S】 本命はキズナ産駒のタイトニットでいく。
皮膚の薄い黒鹿毛で560キロ台の馬体重。見栄えのする一頭だが、昨年6月の中央再転入戦から1年間で、重賞で戦えるまでに力をつけてきた。
8戦して連対を外したのは、太かった転入初戦(⑤着)と、3走前の北山Sの⑩着だけ。後者は積極的な運びが馬の気分を損ねたものだが、その後、3勝クラスをあっさり制し、オープン初戦の初重賞となった前走のアンタレスSで4角7番手から②着に差し込んだ。直線入り口で馬群が密集して待たされたが、外に出してからは先に抜けた勝ち馬ミッキーファイトを追うように伸びて差を詰めた。その相手はフェブラリーS③着馬だ。別定重賞でこの走りができれば、重賞戦線で頭角を現したとみていい。
「今回はさらに良くなっていますよ。馬を大きく見せています」は担当の鎌田厩務員で充実一途を教えてくれた。前2戦から引き続きコンビを組む坂井とは4戦①②①②着。まだまだ、人気が低いから狙ってオイシイ。
【京都10R・シドニーT】 オーロラエックスの前走⑫着は乗り込み量の少なさが影響したか。対して今回はCウッド、坂路でラスト1F11秒台を連発してきた。2走前の重賞④着を見直す。
1974年、愛知県で生を受ける。名前の通りのザ・長男。
大阪での学生時代、暇な週末は競馬場に通い、アルバイトをきっかけに日刊ゲンダイへ。栗東トレセンデビューは忘れもしない99年3月24日。毎日杯の週で、初めて取材した馬は連勝中だったテイエムオペラオー。以降、同馬に魅せられ、1勝の難しさ、負けに不思議の負けなしと、学ばせてもらったことは実に多い。
グリーンチャンネルでパドック解説をさせていただいているが、パドック党であり、大の馬体好き。返し馬をワンセットで見たい派。現場、TV観戦でもパドックが見られなかったレースの馬券は買わないと決めている。
余談だが、HTB「水曜どうでしょう」の大ファン。こんこんと湧き出る清水のように名言を連発する大泉洋氏を尊敬してやまない。もちろん、“藩士”ゆえにDVD全30巻を所持。