【オークス】エンブロイダリー2冠か、2歳女王の逆転か、それとも…

公開日:2025年5月19日 14:00 更新日:2025年5月19日 14:00

 5週連続となる東京GⅠシリーズの第3戦はオークス。3歳牝馬3冠の2戦目だ。初戦の桜花賞は上位2頭が③着以下を突き放したが、一気に距離が延びるここはどんな結果となるのか。

 その桜花賞を制したのがエンブロイダリー。今年初戦のクイーンCを好時計で勝つと、勢いそのままに3連勝でGⅠ馬にまで上り詰めた。ここまで千八までしか経験がなく二千四百メートルに対応できるかがポイントだが、東京は〈2100〉と好相性なのは魅力。23年リバティアイランド以来、18頭目の春2冠制覇を目指す。

 桜花賞で首差②着だったのが2歳女王のアルマヴェローチェ。前走は阪神JF以来の実戦だったが、それでもラスト3F33秒9は勝ち馬を上回っており、力は示した形。脚質的に直線の長い東京はマッチするイメージだけに逆転も十分にある。

 その他、桜花賞組ではスタート直後に接触する不利がありながら、ラストは大外を回って③着まで盛り返したリンクスティップ。1番人気で⑤着に逃げ粘ったエリカエクスプレスなども巻き返しを狙っている。

 別路線組では、二千メートルは2戦2勝でトライアルのフローラSを快勝したカムニャック、同じく二千メートルは2戦負けなしで忘れな草賞勝ち馬のサヴォンリンナ。フラワーCを早め先頭から②着に2馬身半差をつけたレーゼドラマなども素質的には見劣らない。なお、スイートピーSを勝ったルージュソリテールはレース後の回復が遅れているため、回避を発表。現状は抽選対象馬6頭から5頭が出走可能となっている。

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