本命はカフジテトラゴンだ。これまで千直は3戦してすべて②着。勝ってはいないものの、適性は十分に示している。
特に2走前のルミエールオータムDは押して先手を主張し、残り2Fでは完全に抜け出す形に。内から③着馬が迫るともうひと伸び。そのまま押し切れるかというところで、2頭の間を突いた勝ち馬の強襲にあったものだ。格上挑戦でこれだけのパフォーマンスを見せたのだから凄い。
となれば、2月の小倉戦(⑬着)後は放牧を挟み、ここを目標にするのは当然の流れ。坂路で入念に乗り込まれており、今週は4F55秒9―12秒5をマーク。得意の舞台に向けて態勢は整った。
入社13年目で普段は編集業務に携わりながら、時に外国馬取材のため競馬場へ通うことも。
競馬との出合いは小学3~4年生のころ、家族と中山競馬場に行ったのが運の尽き(?)。見事にドはまりして現在に至る。週末特別版にてコラム「人気馬を斬る」、関東ローカルでは本紙を担当しています。
記憶に残るレースは2008年の天皇賞・秋と10年のスプリンターズS。前者はウオッカ、ダイワスカーレットによる2センチ差の名勝負を現地で観戦できて今でもいい思い出に。一方、後者は水~金曜まで取材してきた香港馬ウルトラファンタジーに本命を打たず勝たれた悔しさから。
競馬以外では熱狂的な氷室京介ファン。この原稿も自宅でヒムロックを聴きながら書いているくらい、いまだに卒業できません。「ANGEL」や「KISS ME」、バラードなら……あ、スペースがなくなった。