【フィリーズレビュー】デイリー杯、ファンタジーS馬が対決
公開日:2025年3月3日 14:00 更新日:2025年3月3日 14:00
西では3歳牝馬の戦いが繰り広げられる。土曜阪神のメインは桜花賞トライアル、GⅡフィリーズレビューだ。春の大舞台を目指し、別掲の23頭がエントリーしてきた。
最有力はランフォーヴァウか。昨年はGⅡデイリー杯2歳Sで牡馬を蹴散らして重賞タイトルゲット。阪神JFこそ⑪着でも、4角の不利がなければと思わせる内容だった。千四も経験済みだけに、崩れはなさそうだ。
ルージュラナキラはデビューから2連勝中。前走のつわぶき賞で見せた豪快な末脚はポテンシャルの高さを感じさせた。②着に負かしたナムラクララは紅梅S勝ちなら、重賞でも侮れない。
ダンツエランはファンタジーS勝ち。暮れのGⅠは、内枠からかなりタイトな競馬を強いられての⑰着。力を出し切れていないから、一変の余地は十分にある。重賞Vの距離に戻れば見直せる。
リリーフィールドはダート千メートルで新馬勝ちをおさめると、2走前は芝千四のもみじSを快勝。スピードの絶対値が高く、パワーも兼備している点は大きな魅力だ。課題とされていたテンション面も徐々に改善。成長した今なら重賞でも面白い。
他にもGⅠ④着のショウナンザナドゥや、秋明菊賞勝ちのキャッスルレイクなど、目移りするメンバー構成。クラシック初戦を占う意味でも見逃せない一戦だ。