【根岸S】前走Vは強烈な内容 アルファマム連勝目指す
公開日:2025年1月30日 14:00 更新日:2025年1月30日 14:00
アルファマムが好ムード。
一昨年の夏に桶狭間Sを制してオープン入りすると、昇級初戦のNST賞でも直線一気を決めた。秋にはここと同じ舞台の霜月Sもまとめて差し切っている。
それが、昨年は栗東S③着、NST賞②着と上位争いは演ずれど、なかなか先頭ゴールとならなかった。2走前には東京千四のペルセウスSで⑨着と不発……。
この嫌な流れを暮れのギャラクシーSでは見事に断ち切った。
道中はいつものようにじっくりと後方待機策。そのまま4角を回り、直線は大外に持ち出した。そして、追い出されると矢のように伸びた。計ったようにゴール直前で首、頭差の差し切りだ。
佐々木師は「2走前は前が詰まり加減になって、エンジン全開とはいかなかった。前走はペースが落ち着いて前残りの競馬。届かないと思ったら、一気にきてくれたね」と話す。
前走の上がり3F35秒0はもちろんメンバー中一番。2番目の④着馬より0秒8も速かった。この末脚が大きな武器。これまでの23戦で勝った7戦は当然として、18戦で最速(タイを含む)をマークしているから驚く。
中間は放牧を挟んで調整。1月5日に戻った後は坂路でしっかりと乗り込まれている。先々週、先週と続けて4F52秒台。今週水曜も余力たっぷりに4F52秒5―12秒4で駆け上がった。
「順調にケイコを消化。もともと牝馬にしては体調の変化が少なくて、あまり手がかからない。千六は少し長いし、本番くらいの気持ちで仕上げているよ。ここもしまい勝負で」
自慢の末脚を思う存分に発揮して、連勝といきたい。