【阪神ジュベナイルF】史上初の外国馬メイデイレディが参戦
公開日:2024年12月2日 14:00 更新日:2024年12月2日 14:00
今週はGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ。阪神が改修工事のため、今年は京都で行われる。
2歳女王決定戦に、史上初となる海外からの刺客がやってくる。アメリカのメイデイレディだ。前々走でGⅡジェサミンSを制し、BCジュベナイルフィリーズでも②着に好走。名手デットーリを背に、その実力を日本でも発揮するか。
迎え撃つ国内勢も素質馬がずらりと並ぶ。まず注目はブラウンラチェット。センスの高い内容で新馬勝ちを決めると、前走のアルテミスSはしまい2F11秒1―11秒0の加速ラップで鋭く抜け出して完勝劇だった。ひとつ上の半兄はフォーエバーヤング。2歳時にもJBC2歳優駿↓全日本2歳優駿を連勝していたように、血統的にも早くから力を出せる。
アルテミスSで②着に逃げ粘ったのがミストレスだ。新潟の新馬戦は②着以下を6馬身突き放しての快勝だった。まだ幼さは残るものの、先行力を警戒したい。
牡馬相手のデイリー杯2歳Sを制したのはランフォーヴァウ。道中もスムーズで、直線は上がり最速の3F33秒7の脚を発揮した。同じ舞台を経験した点は大きい。
ダンツエランはファンタジーS勝ち。鼻差とはいえ、前残りの競馬で中団から差し切り、能力の高さを示した。馬場が渋れば怖い存在だ。
他にも札幌2歳Sで鼻差②着のアルマヴェローチェや、新潟2歳S②着のコートアリシアンなどがエントリー。うら若き乙女たちの熱いバトルが繰り広げられる。