【神戸新聞杯】ジューンテイク重賞2勝目だ
公開日:2024年9月19日 14:00 更新日:2024年9月19日 14:00
中京二千二百で能力全開
ジューンテイクが秋も重賞取りを狙う。
昨年は夏に千四のデビュー戦を飾り、暮れには千六のこうやまき賞を制した。続く2歳マイル王者決定戦の朝日杯FSでは後方から運び、最後は外から伸びて0秒2差④着と好走した。
今年は長めの距離にシフト。初戦の二千二百のすみれSでは7番手から最後は外からグイグイと脚を伸ばして②着。上がり3F34秒4はメンバー最速で2番目より0秒4速い。
続く若葉S⑤着と皐月賞の権利を取れず、二千二百の京都新聞杯に臨んだ。ここは強かった。
1枠1番から好位を手応え良く進めて、直線で最内に進路を取り、追われてグイッと伸びた。逃げたウエストナウに1馬身差をつけてゴールを駆け抜けている。
3F33秒6は最速。何よりも朝日杯FS、すみれSと外を回るイメージだったのが、内から抜け出したのはいい。レースを経験しながら成長しているのは間違いない。
ダービー⑩着後、夏場は充電して、秋に備えられた。9月4日に戻り、乗り込みは順調。1週前の土曜が本追い切りの武英厩舎パターンで、先週はCウッド7F95秒7―37秒7、1F11秒9の好時計を楽々とマーク。今週水曜は坂路4F56秒9―11秒9を余力残し。
指揮官は「いい夏を過ごして、馬体もひと回り大きくなってきた。500キロぐらいでレースになると思いますが、太め感はありません。牧場からしっかり負荷をかけてきたし、今週は最後に反応を確かめる程度。いい動きでしたね」と話す。
二千二百は前記の通り、2戦して②①着。中京も昨年の2勝がそうでパーフェクト。Vの条件が揃った。