競走時間の拡大 初の試みはファンに受け入れられたのか
公開日:2024年7月29日 14:00 更新日:2024年7月29日 14:00
暑熱対策の2場開催に加えて先週の新潟競馬では「競走時間の拡大」が施行された。
5Rと6Rの間に3時間半以上の昼休みを設けるというもので、初の試みだった。
この恩恵を受けたのがまずは札幌。新潟が昼休み中は“単独開催”のようなもので、ファンも札幌にベットして軒並み売り上げアップ。土曜札幌でいえば前年比110・1%、日曜札幌は105・4%を売り上げた。
一方、新潟も売れた。札幌12Rが終了した以降の8Rからは今度はこちらが単独開催。昨年は4Rに施行されていた土曜の新潟ジャンプSも9R施行で、前年比168・7%と大きく売り上げを伸ばした。その結果、新潟も土曜が121・1%、日曜は113・8%だった。
トライアル的に導入されたこの新潟競馬の“2部制”。騎手の移動などの課題はあるものの、馬券の売り上げを見ればファンには受け入れられた形か。
今週も同様のタイムスケジュールで、またまた売り上げアップが見込めそうだ。