今週は坂路１Ｆ11秒８で迫力満点

ゴールへ向けてグングンと加速（Ｃ）日刊ゲンダイ

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　安田記念⑧着後は放牧へ。７月２日に栗東へ戻ってきた。

　先週はＣウッドで長めから負荷をかけて７Ｆ９７秒６―３６秒５。ラスト１Ｆは余力を残しつつも１１秒３とさすがの時計を出していた。

　そのひと追いで仕上げが進んだか、今週の坂路追いも実に素晴らしい動きだった。道中は楽に行って最後まで馬なり。そのため全体時計は４Ｆ５５秒３と平凡でも、強烈だったのは最後の１Ｆ１１秒８。ゴールに向けて前進気勢を出して加速していく走りは、とにかく活気十分。馬体にもたくましさがあって、仕上がりは満点に近いとみていい。