【北九州記念】ナナオ体を大きく見せ伸び脚も文句なし
公開日:2024年6月26日 14:00 更新日:2024年6月26日 14:00
葵S③着のナナオはポリトラックで併せ馬。僚馬を前に見ながら直線ラスト100メートルあたりで軽く合図を送った程度で半馬身先着した。時計は5F66秒6―37秒6、1F11秒3。ギアチェンジが俊敏で、伸び脚も文句なし。体を大きく見せている点にも好感が持てる。
葵Sを制した3歳牝馬ピューロマジックはCウッドで4F53秒9―38秒6、1F12秒1。先週金曜の坂路4F52秒3も時計以上に軽快さが目についたが、今週もそう。馬体の張りも十分で、デキの良さをうかがわせる。
ヤクシマはCウッドで単走追いで6F87秒3。コンスタントに使われており、上がり重点のため、全体時計は平凡だが、ラスト1Fは11秒1をマークしてきた。含水率の高いチップを苦にせず力強くフットワーク。寺島師は「昨年の感じから暑い時期は苦手そうでしたが、今年は大丈夫です。追い切りはいつもどおりにいい動き。前走は参考外。小倉は合うので、レースまでに少しでも馬場が荒れてくれたら」と。
メディーヴァルはCウッドで5F69秒3―38秒6、1F11秒8。余裕を持って併走相手ど併入で、極端に上向いた感じはなくとも、この馬なりのデキを維持している。