新居の生ネタ直送便

【新居の土曜競馬コラム・芦ノ湖特別】

公開日:2024年6月7日 17:00 更新日:2024年6月7日 17:00

強敵相手にV

「相手が強すぎました。力を出し切っての完敗です。力が違いすぎて、悔しいという気持ちはないですよ」

 こう言うのは水曜に行われた東京ダービーで②着だったサトノエピックの国枝純助手だ。

 3角から4角手前で①着馬ラムジェットが先頭集団から少し遅れ気味になった時点で“勝った”と思った…

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6月8日(土)東京競馬場

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新居哲

 馬とは関係のない家庭環境で育った。ただ、母親がゲンダイの愛読者で馬柱は身近な存在に。ナリタブライアンの3冠から本格的にのめり込み、学生時代は競馬場、牧場巡りをしていたら、いつしか本職となっていました。
 現場デビューは2000年。若駒の時は取材相手に「おまえが来ると負けるから帰れ!」と怒られながら、勝負の世界でもまれてきました。
 途中、半ば強制的に放牧に出され、05年プロ野球の巨人、06年サッカードイツW杯を現地で取材。07年に再入厩してきました。
 国枝、木村厩舎などを担当。気が付けば、もう中堅の域で、レースなら4角手前くらいでしょうか。その分、少しずつ人の輪も広がってきたのを実感します。
「馬を見て、関係者に聞いてレースを振り返る」をモットーに最後の直線で見せ場をつくり、いいモノをお届けできればと思います。

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