【高松宮記念】ルガル大一番に向けて何の不安もない仕上がり

公開日:2024年3月20日 12:00 更新日:2024年3月20日 12:00

 シルクロードSで重賞初タイトルを奪取した後は放牧でケア。栗東へは先月28日に帰ってきた。以降は坂路で順調に乗り込んで、先週水曜は4F51秒3。ラスト1Fは11秒9と数字通りの素晴らしい伸び脚を見せていた。

 今週は3週連続で騎乗となる西村淳を背にして4F51秒1。もうここまで順調過ぎるほどで、やる必要もなく、馬なり調整だったが、それでもこの全体時計。さらに際立ったのがラスト1Fだ。自然とピッチが上がって11秒7! とにかく、テンよし、中よし、しまいよし。軽快そのもののフットワークだったのがいい。

 大型馬でもバランスのいい馬体も目立って今まさに充実期。大一番へ何の不安もない仕上がりだ。

 西村淳も「前走は強かったのひと言ですね。課題はゲートだけで集中して乗りました。3週連続で追い切りに乗り、1週ごとに良くなっています。馬を信じて乗るだけ。ルガルとともにGⅠを勝ちたいです」と力が入っていた。

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