【高松宮記念】調教マル特チェック①

公開日:2024年3月20日 12:00 更新日:2024年3月20日 12:00

ソーダズリング A
 京都牝馬Sを勝った後は短期放牧に出して今月9日に帰厩。うまくケアされている証拠に先週の坂路は4F51秒4を楽々とマークして備えていた。今週は武豊鞍上で馬なり調整。攻め馬は目立つタイプで内めを通ったとはいえ、時計は4F50秒9、ラスト2F23秒9―11秒7だ。見た目以上の時計でフットワークに伸びがあったということだろう。今回がデビュー以来、初の6F戦だが、さすがはレジェンドが進言しただけのことはあるスピードを見せたといったところか。馬体の張り、ツヤも上々で、戴冠まで期待できる状態に仕上がった。

ウインマーベル B
 ウッドで3歳1勝クラス馬を3馬身ほど追走する形でスタートした。直線は内に入って馬なりで自然と前に出て首先着の5F67秒2─37秒4、1F11秒2。先週の水、日曜にハードな追い切りを消化しており、今週もこの動き。深山師も「無理しないでもいい時計、しまいも1F11秒2と動きました。デキはかなりいいと思います」と。

ウインカーネリアンB
 東京新聞杯②着後は短期放牧でリフレッシュ。2月28日に帰厩してからは週末は坂路、週中はウッドのパターンで乗り込まれてきた。1週前には一気にギアを上げて、6F79秒7―36秒6、1F11秒5の好時計で追走先着。馬場の外めを回ってのものだけに評価できるケイコだった。このひと追いでほぼ仕上がったとの判断だろう。けさはしまい重点の単走で6F84秒7―38秒4、1F11秒5。ケイコ駆けするタイプとはいえ、ラストの伸びは鋭く好調をアピールした。馬体の張りも良く、文句なしのデキとみていい。

シャンパンカラーB
 初コンビの吉田豊を背にウッドで併せ馬。ゆったりとした行き出しに頭を上げるシーンはあったが、スピードに乗ってからはスムーズ。5F65秒2─36秒2でラスト1Fは11秒1をマークした。頭差遅れたものの、「無理せずおつりを残しました」と師。ひとたたきした上積みも感じさせる動きだった。

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