【共同通信杯】父同様にここで初タイトルを ショーマンフリート反撃態勢
公開日:2024年2月8日 14:00 更新日:2024年2月8日 14:00
ショーマンフリートに注目だ。
断然の1番人気に推された昨秋の新馬戦では3番手から力強く2馬身半差をつけて押し切った。年明けにはシンザン記念に遠征。2番人気のここは⑤着までだった。
手塚師は「久々の分だろうね。馬場も緩かったんで、思ったほどはじけなかった。体は増えていたけど、太くは見せていないし、あれで良かったと思う」と振り返る。
中間は在厩調整で入念に乗り込まれている。先週水曜にはマイネルファンロンを大きく追走して2馬身先着。十分に負荷をかけて、今週はしまい重点に6F83秒6―37秒0、1F11秒5で半馬身先着した。
「前回時よりももう一段ギアを上げようと。1週前にやって、しっかりと動けていた。今週も良かったし、たたいた上積みは見込める」
反撃態勢を整えて、今年2戦目へ。舞台は東京千八に替わる。
「瞬発力を生かすより持続力勝負の方がいいタイプかな。自分から動かして行った方がいい。もともと東京の千八は使ってみたかった。今の状態でこの相手にどれだけやれるか力試しのつもり」
父のスワーヴリチャードは17年のこのレースで重賞ウイナーの仲間入りを果たした。その後もアルゼンチン共和国杯、金鯱賞、大阪杯、ジャパンCとタイトルを積み重ねていった。
種牡馬入りし、昨年から産駒がデビュー。コラソンビートで京王杯2歳Sを制すると、レガレイラのホープフルSで締めくくり。25勝は2歳種牡馬リーディング4位と大活躍だった。
父の思い出のレースでどんな走りを見せるか。