【京都記念】ベラジオオペラ初戦から決める
公開日:2024年2月8日 14:00 更新日:2024年2月8日 14:00
3つ目の重賞ゲットだ
ベラジオオペラが重賞連勝を目指す。
一昨年の秋にデビュー勝ちを収めると、2カ月あけて、昨春にはセントポーリア賞、スプリングSとぶっこ抜き、初タイトルを手にした。
勢いに乗って挑戦した皐月賞は1秒8差⑩着と敗れてしまったが、ダービーは大違いだった。[8][11][11]とそれまでとは違ったレース運びでも、しまいは内からグイグイと伸びた。最速の末脚を繰り出して、首、鼻、鼻差の④着と大接戦だ。
その後は夏負けが尾を引いて、菊花賞路線はパスすることに。前走は6カ月ぶりで暮れのチャレンジCに出走した。
当日の馬体重は20キロ増の514キロ。これは「成長分」(上村師)とのことで、レースではしっかりと力を出した。5番手から残り1F過ぎに抜け出すと、内を突いたボッケリーニの猛追を鼻差で振り切っている。
「追い出して反応してからの加速が違いますね。着差はなかったけど、遊んでいるところもあったくらい。距離は融通性が利くと思います」
レース後は放牧を挟んで調整。1月20日に戻り、先週水曜はCウッドの3頭併せで長めからいっぱいに追われた。そして、今週水曜は美浦から横山和が駆け付けて、6F83秒6―39秒0、1F11秒5を馬なりでマークしている。
「ピリッとするのにちょっと時間がかかりましたが、1週前にボクが乗ってビシッと追い切り、気持ちが乗ってきました。今週はジョッキーに確かめてもらい、いい感触を持ってくれました」
2カ月ぶりのここも仕上がりに不安なし。好発進を決めて、大舞台へ駒を進めていきたい。