【朝日杯フューチュリティS】シュトラウス視界良好

公開日:2023年12月12日 14:00 更新日:2023年12月12日 14:00

「少しずつレースぶりは良くなってます」(武井師)

 シュトラウスは6月の東京で行われた世代最初の新馬戦を9馬身差V。続くサウジアラビアロイヤルCで③着に。折り合いに不安を抱えながらも東京スポーツ杯2歳Sで重賞勝ち。この勢いでGⅠに駒を進める指揮官を直撃した。

  ◇  ◇  ◇

――前走を振り返ってください。
武井調教師 ギリギリでしたね(苦笑)。ただ、ノーコントロールだったデビュー時に比べて我慢が利いてたし、少しずつレースぶりは良くなってますよ。

――朝日杯フューチュリティSを選んだ理由は。
武井師 ホープフルSに行きたい気持ちもあったけど、その場合にはコーナー4つや多頭数、それにスローペースになるかも。この3つの課題を教えなければいけません。右回りは関係ないと思ってるので、ここなら多頭数の対応だけになるからです。

――リスクを減らしたわけですね。
武井師 ワンターンとペースが流れるという部分はこのあいだと一緒ですから。今は教え込んでる段階だし、完成に向けて学習していく中で勝ってくれないかなと。

――調整について。
武井師 水曜に美浦で追い切って木曜に栗東へ。金、土曜と乗ってから日曜に阪神に移動します。競馬場もオープン競走なら木曜に入れるけど、軽めの調整しかできないので。輸送の心配もなく、普段と同じパターンで臨めるプランです。

  ◇  ◇  ◇

 ノーザンファーム天栄から12月6日に帰厩し、1週前はウッドで6F80秒7―37秒6、1F12秒0をマーク。順調な過程を踏んでおり、2歳王者へ視界良好だ。

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