木津突撃馬券

【木津の土曜競馬コラム・葉牡丹賞】

公開日:2023年12月1日 17:00 更新日:2023年12月1日 17:00

夏の福島で初勝利

「今度、ぜひ厩舎に顔を出してください」

 そう声をかけられることは記者にとって、無上の喜びと考えています。

 というのも、厩舎は関係者にとっては“仕事場”そのもの。かつては住んでいる方もいて“家”でもありました。

 そこへ入れてもらえるということは、それなりの信頼関係が築かれ…

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12月2日(土)中山競馬場

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木津信之

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「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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