【サウジアラビアロイヤルC】ボンドガール重賞突破
公開日:2023年10月4日 14:00 更新日:2023年10月4日 14:00
前走は伝説の新馬戦!?
ボンドガールがタイトル獲得を目指す。
新馬戦が始まった週の日曜、6月4日の東京千六でデビュー。道中は3番手を追走し、直線では前があくのに少し時間がかかったが、外に切り替えて追い出すとグイグイと伸びた。逃げ込みを図った1番人気チェルヴィニアを4分の3馬身差でとらえてゴールイン。
手塚師は「イメージしていた以上の内容だったね。瞬発力ならここでも一番じゃないかなって競馬だった」と話す。
このレースは②着チェルヴィニアを筆頭に⑥着馬までがその後に勝ち上がり。③着コラソンビートはダリア賞、⑥着キャットファイトはアスター賞と連勝も飾っている。のちに“伝説の新馬戦”と言われる可能性も。
前走後は放牧に出されて、秋に備えられた。帰厩後はじっくりと乗り込まれている。ウッドで週2本の追い切りをこなして、先週木曜は新コンビの川田が手綱を取り、6F83秒5―37秒9、1F11秒4。3勝クラスの先輩を追走して、併入で駆け抜けた。
「前進気勢が旺盛で押さえるのにちょっと苦労したけど、最後は伸びたね。完成はまだ先だけど、新馬より成長したと思っている。数字以上に大きく見せているイメージ」
この時点でほぼ仕上がった。直前はサッとでレースを待つばかりだ。
18年にはグランアレグリア、19年はサリオスが6月初ッパナの東京千六で新馬戦を制し、秋はここで初重賞勝ち。そしてGⅠウイナーに輝いた。
どんな走りを見せてくれるか、楽しみだ。