【七夕賞】調教マル特チェック(関西馬)
公開日:2023年7月5日 14:00 更新日:2023年7月5日 14:00
ヒンドゥタイムズA
鳴尾記念は⑦着でも0秒3差と見せ場をつくった。その後は短期放牧。栗東には6月22日に帰厩した。今週は1週前のCウッド追いに続いて、プロキオンS組のドンフランキーを含めた3頭での併せ馬。道中は間に2歳馬を挟む形で隊列をリード。集中力をしっかりと保った走りだったのがいい。最後まで手応え十分に1F11秒4のフィニッシュで、全体時計は6F83秒2―38秒0。先週同様に脚さばきが軽く、硬さもなく、スムーズに動けていた。ますます快調と言っていい。斉藤崇師は「2走前はGⅠ(大阪杯⑯着)で苦しい結果。前走はその疲れが少し残っているような感じ。今回はそれもなく、しっかり動けています。7歳ですが、もうひと花、ふた花咲かせてあげたい」。
フェーングロッテンB
今年3走は③②②着と好走続き。鳴尾記念後はノーザンファームしがらきへ放牧。中間も反動なく、高いレベルのデキをキープしている。1週前は6F82秒2―37秒4、1F11秒5。しっかりと併走追いをこなした。今週はもうやる必要もないとの判断で、坂路4F55秒0、ラスト2F25秒4―12秒3。それでも時計以上に動きに活気があって軽さが光る。馬体のバランスがよく、見栄えする。宮本師は「福島の輸送を考えて、最後まで集中して走れるかを見ていた。しっかりハミを取って走れていたように、気の悪いところは出さなかった。いい動きだったよ。福島は重賞を勝ってる舞台だし、逃げても控えても競馬はできる。あとは松若君にお任せ」と。
カレンルシェブル B
2走前に福島でオープン勝ちした後の前走・新潟大賞典は⑩着。それでも敗戦ショックはなく、気配が落ちてないのがいい。今週はプロキオンS出走のオメガレインボーとの併走追いで6F85秒8―37秒4、1F11秒7。1馬身遅れたものの、これは無理しなかったもので心配なし。脚さばきに軽さがあって、重苦しさもない。2カ月間隔はあいたが、仕上がりは良好とみたい。