【七夕賞】昨年のラジオNIKKEI賞馬フェーングロッテン、上がり馬バトルボーンに注目
公開日:2023年7月3日 14:00 更新日:2023年7月3日 14:00
今週から「サマー2000シリーズ」がスタート。全5戦の開幕を飾るのは福島伝統のハンデ重賞、GⅢ七夕賞だ。今年は22頭が登録してきた。
注目は昨年のラジオNIKKEI賞馬フェーングロッテン。今年は中山金杯、金鯱賞、鳴尾記念で③②②着ときている。いずれも逃げて鼻、頭差、4分の3馬身差、首差とよく粘った。重賞2勝目も待ったなしか。
セイウンハーデスの2走前は5カ月半ぶり。それをトップハンデ57キロを背負って正攻法の競馬で1馬身差勝ちだ。続く新潟大賞典は逆にハンデに恵まれたとはいえ、不良馬場を逃げて0秒1差である。道悪になれば、さらに侮れない存在になってこよう。
勢いで言えばバトルボーン。新馬戦こそ②着だったが、その後は休み休み使いながら4連勝と底を見せていない。今回も7カ月半ぶりだが、〈3000〉とテッポウが利くだけに期待は大きい。
昨年の覇者エヒトはアメリカJCCで0秒1差②着。前残りの中、上がり最速をマークして脚を伸ばしてきた。前走⑦着でも、初海外、距離も不向きの一戦。実績のあるコースで巻き返しがあっていい。
他に小倉大賞典勝ちのヒンドゥタイムズ、マーメイドS③着ホウオウエミーズらがスタンバイしている。