日曜中京ではＧⅢプロキオンＳが行われる。京都競馬場の改修工事に伴い、３年前は阪神千四、前２年は小倉千七での施行。今年は４年ぶりに中京千四に戻ってくる。

　重賞勝ち馬は２頭。リメイクにシャマルだ。

　リメイクは暮れのカペラＳで初タイトルを掴んだ。４歳となった今年は海外を連戦。リヤドダートスプリントで③着、ドバイゴールデンシャヒーンは⑤着と世界を相手に戦ってきた。帰国初戦になるが、先週の坂路で４Ｆ５０秒２の自己ベストをマーク。近走は千二路線も、千四で４勝だから、十分に守備範囲の距離だ。

　シャマルは地方交流重賞で４勝。前走のさきたま杯は右後肢跛行で競走中止となったが、中間は順調に乗り込んでいる。こちらは重賞勝ちのうち３勝が千四。得意距離で悲願のＪＲＡ重賞を狙う。

　ほかにも、春のポラリスＳ勝ちで古豪健在をアピールした７歳オメガレインボーに、かしわ記念で②着した６歳馬タガノビューティー。京都競馬場グランドオープン記念を押し切った新星ドンフランキーなど、好メンバーが集う。秋に向けての力関係を測る上でも注目したい一戦だ。