【ラジオNIKKEI賞】3歳戦唯一のハンデ重賞は混戦模様
公開日:2023年6月26日 14:00 更新日:2023年6月26日 14:00
一方、福島開幕週を飾るのは3歳戦で唯一となるハンデ重賞、GⅢラジオNIKKEI賞。今年は20頭がエントリーしてきた。
傑出馬不在で混戦模様だが、まず注目は牝馬ウヴァロヴァイト。前走のスイートピーSは直線ラスト1Fでムチが入ると力強く抜け出して、1馬身差で勝利を掴んだ。距離延長も難なくこなし、ラストは余裕すらあったほど。重賞初制覇のチャンス十分だ。
前走スイートピーS組からはアグラシアドも。直線で前が壁になって、追い出しを待たされる場面がありながら、0秒1差③着に入線。スムーズな競馬なら、こちらも侮れない。
バルサムノートは前走でリステッド・白百合S勝ち。大外をぶん回して豪快な差し脚を繰り出して、最後はゴール前できっちりとらえた。右にもたれるなど成長途上ではあるが素質は高い。
白百合S③着のセオはデビュー戦こそ⑦着だったが、以降7戦は掲示板を外していない堅実派。自分のリズムで運べればチャンスはあるか。
他に京成杯②着オメガリッチマン、千八で〈2200〉のレーベンスティールらがスタンバイしている。