【ヴィクトリアマイル】菅原明とは相性抜群 ララクリスティーヌ勢いに乗ってGⅠも
公開日:2023年5月11日 14:00 更新日:2023年5月11日 14:00
ララクリスティーヌに注目だ。菅原明とは〈4200〉と実に相性がいい。一昨年秋に初コンビの寺泊特別を押し切り。それから1走置いた雲雀Sからコンビを組み続けている。雲雀Sでオープン入りをすると、朱鷺S②着、スワンS②着後、ここと同じ舞台のキャピタルSでリステッド競走勝ち。一息入れて今年初戦の京都牝馬Sに臨んだ。
3枠5番から道中は好位勢を見る形。直線では進路をつくってグイグイと伸びた。後続を離して逃げ込みを図ったウインシャーロットをゴール寸前に鼻差でとらえてゴールイン。うれしい初タイトル獲得だ。
斉藤崇師は「以前はなかなか体がついてこなかった。でも、ゆっくり使いながら、馬がしっかりしてきましたね。前走の右回りでは4角でもたつくところがあるのを心配していたけど、ジョッキーが理解して上手に乗ってくれました」と話す。
中間は放牧を挟んで調整。4月18日に戻り、順調に仕上げられている。先週は菅原明が美浦から駆け付けて、Cウッド6F81秒0―37秒4、1F11秒7で1馬身先着。今週は6F83秒8―36秒9、1F11秒2を馬なりでマークし、好調子をアピールした。
「先週はジョッキーが確認して“いい状態です”と。今週はラストだけ。道中もしまいもいい感じでしたね。いい状態できてるし、ジョッキーも安心して任せられます」
菅原明は今年、京都牝馬Sの他にもゴールデンハインドでフローラS、カラテで新潟大賞典と重賞3勝を挙げて、早くも昨年に並んだ。フローラSは初のGⅡ。相性抜群のパートナーでビッグタイトルにも手が届くか。