【NHKマイルC】初GⅠ狙うモリアーナの武藤師が意気込みを語る

公開日:2023年5月4日 14:00 更新日:2023年5月4日 14:00

 ここ2戦は重賞で③④着と善戦止まりのモリアーナ。賞金不足で残念ながら桜花賞にはゲートインできなかった。その鬱憤を晴らすべく、NHKマイルCで初タイトルを目指す。指揮官の武藤師に意気込みを語ってもらった。

――前々走のクイーンC③着、前走のニュージランドT④着を振り返って下さい。
武藤調教師 クイーンCはタイム差なしだったからね。位置取りや通ってきたコースの差を加味したら、負けて強しだったと思う。前走は外枠で5頭分ほど外を回らされて、脚がたまらなかった。早めに吹かしていった分、最後は差し返されたとはいえ、よく0秒3差まで来たよ。

――中間の調整は。
武藤師 在厩のまま2回目のレースになるのがどう出るか思ったけど、オンとオフの切り替えができていて、落ち着いているのがいいね。

――最終追い切りはウッド単走で6F82秒3―37秒5、1F11秒4でした。
武藤師 追い切りは毎度、毎度いいからね。いつものモリアーナで、最後は切れ味を見せてくれた。馬なりだったけど、追ったら(1F)10秒台は出たのかな。息を整えるイメージで、最後までしっかり走れてた。

――今回は鞍上が横山典騎手に替わります。
武藤師 前回のレース後にノリさんに言ったら、「あの走る馬ね」って、その日のうちにOKをくれた。このレースは3勝していて、去年も際どい②着してるので。感性で乗る騎手だから、合うイメージは湧くよ。

 東京マイルは新馬戦で上がり3F33秒0をマークして快勝した舞台。名手のエスコートでその切れ味をフル発揮して、待望のビッグタイトルを狙う。

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